
準備!着々!!
このままいけば、4月1日が第1回目の播種(種まき)か!毎日、8℃、9℃の水温で推移している。今のところ順調であると言える。次の第2回目の籾も消毒を済ませ、後を追うように準備に入った。全6回の播種を行う予定で私達は勧めている。苗箱で換算すると4800箱は作る計算だ。田植え前であっても育苗からスタートするので結構忙しい日々を過ごしている。育苗、耕運、育苗ハウスの準備、来年の椎茸の稙菌、ネギ畑の土作りとごそごそやっている。親会社の社長から儲かる農業の資料をいただいた。読んでいくと、30haがポイントみたいだ。うちはそこにまさに近づいている。また、先端をいく農業経営者は、特別な事はやってない。当たり前のことを当たり前に行えば農業は儲かると言っている。もう一つ付け加えれば、コメの販売先をしっかりと確保すること。何年か前、トップリバーの島崎さんの講演を聞いたことがある。若者が農業に夢を持つために体験をさせ、畑を任せ、希望すれば独立させ! 夢を持たすこと。資料を読んでいくうちに農業の未来に夢があると確信を得た。もうひと踏ん張りやってみよう!!

種籾 原木
苗を作る準備をしなければ!…ようやく届いた種籾を小分けして、まずは消毒する。一晩消毒液に浸してから水浸しと言う作業に入る。累計温度100℃を費やして芽出しを行い、それから播種と言う作業に進む。播種、すなわち種まきの事だ。稲を扱う者にとって案外この作業がいちばん神経を使うかも知れない。そしていよいよ今年のこめ作りが始まる。 いっぽう、苗の準備に並行して来年のじゃんぼ椎茸の原木も届いた。広島県で最も山深い高野より。ようやく雪が解けたので第一便として届いたものだ。なんと、最近までこの原木は2mの雪に埋まっていたと言う。原木に早く菌を打ち込んで寝かさないと年末の収穫に間に合わないので矢の催促を行い、ようやく手元に来た。さあ、これからこれも稙菌で忙しくなってくる。色んな意味で来年が始まっていく。気を引き締めてかかろう!

6人のサムライ(#^.^#)
今年も田植えに向かってちゃくちゃくと進んでいるが、ここいらで野良仕事の仲間の姿を披露しよう!若いの一人だけ。何と5人は60過ぎと言うじいちゃん軍団です。でもね、気持ちは若いんで!!毎日、額に汗して土を起こしよる。日本人は農耕民族じゃけ、最後は土に我が身を預けるんが自然じゃないかのぅ!って思っている。 さあ、このメンバーで今年もひと暴れするかの~!秋には皆にうま~い、飯を届けるけ~の!待っときんさいや! さてと、年寄りはほっといて僕は耕運にで~よぉ!

防護柵
寒い冬を乗り越えると、もうそこに新芽の息吹を感じさせる春の雰囲気がちらほらと見え始めます。私達は田を起こし肥料を撒き、田植えに備えて色々な準備を進めていきます。そんな中、せっかく植えた稲を荒らす、イノシシや鹿に備えて防護柵や電柵を組んでいきます。今日は、防護柵です。去年まではネットで防護していた場所で特に鹿に侵入されたところをメッシュの柵に変えました。これで今年は何とか害獣被害を減らしたいものです。 鹿は昼間は殆ど出てきませんが、深夜になると4、50頭が群れを成して我が物顔に田んぼの中に入って来ます。今はいいんですが、田植え時期には植えたばかりの軟らかい稲を食べてしまいます。これをやられると、稲穂が出なくなります。また、稲を踏んでまわるので、これまた稲がダメになります。イノシシは主に夏から秋にかけて侵入してきます。これもまた、稲穂を倒してダメにしてしまいます。ほんと、勘弁してもらいたいものです。彼らも生きて行くためにはそうしなければいけないのでしょうが、こうなれば、もう入れない工夫を我々はしなくてはいけない。 お金はかかりますがとにかく徹底的に害