やった~!稲穂だ!!
暑い!群馬の方では38℃だと、ラジオは騒いどる。ここも負けてない。今朝の事務所の温度計は
さっさと30℃を跨いでいた。「さあ、今日は防除だ!」と茄子さんが言った。師匠と茄子さんと僕の
3人は500ℓのタンク3つに薬液を入れて出発した。田んぼに着くと、自然に役割が決まる。師匠は
ホースの伸縮をコントロールするリモコン係り、茄子さんは気楽なホース持ち、ほ~ら、やっぱり僕が
先頭で散布する係りになった。(T_T) 田んぼのあぜに沿って、行きはショートで液を飛ばして、帰りは
ロングで田んぼの中央に向けて飛ばす。ひとつの田んぼで2往復。何せ、うだるような暑さが我が身を襲
って、頭がぼ~っとする。僕はバレーボールで鍛えているから、多少は体力に自信を持ってたが、今日は
堪える。でも、年寄り二人の前では弱音を吐きたくない。くそっ!‥…ただ、よ~く稲を見ると、小さな
稲穂にたくさんのかわいい花がついている。「ほばらみ」と師匠は教えてくれた。僕が田植え機で植えた
時は、たった5~6センチの草だった苗がもう70cmほどに伸びてその中から稲穂が伸びようとしている。
親が子供を授かるときはこんな気持ちなのかなぁ~!ちょっと、癒しになった。今日は、500ℓのタンク
6つを処理して3haやった。頑張るぞ~!!