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探究心!!電柵,牡蠣殻

 田植が済んだら稲刈りまで一息!なんて、とんでもない。農家は休みなく動いています。やれ、水管理だの草刈りだのそりゃ~大変です。水はしっかり溜めておいて、ある程度株が分結したらそれを抑えるために水を止めてしっかり乾かして中干しを行う。そして、かけ水をしながら株数の確保をして収量のアップを計る。畔の雑草は早めに刈って害虫といもち病を防ぐ。その作業は面積が広いほど大変になる。草を刈りはじめて、ようやく最後まで済んだと思いきや、最初に刈ったところがもう伸びてしまっている。まっこと、いたちごっこだな!ところが、昨今それだけでは無い。鹿だイノシシだと、害獣も参戦してくる。鹿は植えたばかりの新しい苗が軟らかいもんだから、ごちそうにする。イノシシは体についた虫を取ろうと田んぼの中にこすり付けるもんだから苗がだめになる。稲が色づいたらなおさら藁にこすりつけて苗をパーにしてしまう。また、畔をほじくってミミズを食べる。お願いだから他でやってと頼んでもわざわざ田んぼに入ってそれをやる。それを防除するために、電気柵だの網だのフェンスだのを取り付けていまではまるで人間がおりの中に追いやられている。いつも思う。君たちがいるばかりにいらん仕事を!!

電気柵

ただ、愚痴だけではない。当社のブランド「牡蠣誉」をさらに磨くために、瀬戸内海から持ってきた牡蠣殻を田んぼの水口に敷きならして清水にミネラル分を含ませて流し込んで「牡蠣誉」のおいしさを高める研究も進めている。

牡蠣殻

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