
ブランド 牡蠣誉
江の川の澄み切った水、昼夜の温暖の差が大きい土地柄、山あいでも充分な日照を得られる高地! これだけでもおいしいお米の条件はあるが、さらに当社は瀬戸内海の広島湾で育った名物「牡蠣」の 加工済みの殻を脱塩と高温破砕の処理を行って田んぼに散布し地質の向上を行い、ブランド米の確立 を進めてきた。近年はさらに収穫量を増やすために「カルゲン」を投入してより安定さを増した。 発売当初、「牡蠣の風味があるのか?」「なまくさいコメではないか?」など、色々な質問を受けた。 そんなことはありません。味は甘みを備えた純粋なコシヒカリで、特に牡蠣殻の成分を言えば、炭酸カ ルシウム、アルカリ分、フミン酸等まだまだ10種類の成分を含有した優れものですから付加価値は大で す。他のお米と比べると散布の手間が増えるので今は一部での実験生産の段階ですが、いずれは全ての 田んぼに牡蠣殻を使っていきたいと思います。

育 苗 (#^.^#)
苗の世話が始まりました。全部の苗を田んぼに送り出すまで日々温度管理と散水を行います。何とか順調に 育ち始めました。あっという間に芝生を貼ったような鮮やかな緑を演出してくれました。ときおり近所の農家の 方が覗きに来ます。「ええ苗じゃのう!」と言って下さることが一番うれしい時です。それにしてもコミュニケ― ションの場としてはちょうどいいのかな!まぁ、いろんな役割をファームが果たせていけばいいと思います。 さて、田んぼは排水口の調整、そして代かきと忙しく活動しています。面積が広いので朝のミィーティングで しっかり確認をしながら落ちが無いように進めています。農家って田植え前に準備しなければいけないことが沢山 ありますね!

苗の赤ちゃん!
育苗機に845箱詰め込んで30℃の温度管理をして3日も経つと、ご覧下さい!今年の苗の赤ちゃんがたくさん。 もう2㎝ほどに伸びて頭に水玉を飾ってます。いやぁ~!神秘的ですねぇ~。これから、苗さん達は育苗ハウスに 引っ越して、約20日くらいで10㎝ほどに育ち、4月末からの田植えに備えます。本格的な田植えシーズンの到来 ですね。育苗機の管理もそうですが、育苗ハウスに移っても、水と温度の管理が始まります。田んぼに入るまでは 気が抜けません。まぁ、それが私達農業者の生きがいでもありますけど!それにしても楽しみです。 さて、苗が伸びる間も私達は来年の準備にせわしなく活動しています。広島の最も山深い高野から、ようやく雪が解けて運び出されたジャンボ椎茸の原木が届きました。今のうちに稙菌を行い、また肉厚の椎茸をお客様に届けるべくドリルで穴を開けて115菌を植え付けていきます。touさん曰く、「おそらく来年は今年よりもより沢山のじゃんぼ椎茸をお茶の間に届けることが出来ることでしょう。」だそうです。どうぞ、お楽しみに!!

学んで!さあ、スタート!!
昨年の反省と、今年の豊作へ向かってのポイントの確認のため、勉強会を開催した。私達ファームがお手本と崇める先輩法人がリードしてくれて新たな繋がりのもと希望を持たせるコミュニケーションが動き出した。tsurui先生とtenma先生の講義はいつも解りやすく、新鮮に感じる。皆、一生懸命メモを取った。さあ、今後は習ったことを確実に実践できるかが勝負だ。たくさんの人においしいと言ってもらえるお米の生産を目指して頑張るぞ~! 勉強が済んだら、いよいよ播種だ。今年も丈夫でしっかりした苗を作るために皆で全力投球です。苗作りのノウハウはきちんと出来ているので、期待は持って良いと思います。(#^.^#)