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田んぼの勉強会

 田植えもようやく終わり、これから草刈り作業、稲の予防と環境が変わっていくが、一息入れてtsurui先生とtenma先生を招いて現地でこれからの稲の成長過程の管理方法を学んだ。毎年一律で同じ管理方法なら楽な話だがそうはいかないのが我々農業者の性である。今年はエルニーニョ現象がすでに公表されてかなり気温の上昇が予測される。それに見合った管理方法をあれやこれやと指導して下さった。すでに60を越している我々の固い頭では中々記憶に留めおくことが出来ないが幸い20代の若きリーダーが熱心に聞いてくれているので、何となくお任せ気分で勉強した。山際の陰になるところは中々乾かない田んぼで先生も驚くほど土が深く、稲が酸素不足に陥っている。毎年の悩みで、今年は背丈の短い銘柄に変えてみたが収穫量の予測は苦戦しそうな雰囲気ではある。そこで多少の雑草のリスクは負いながらも管理方法をこの区域だけは変えることにした。この取り組みが成功すれば一つの陰になる田んぼの管理パターンに組み入れてみようと思う。毎年、やることは同じなのに学ぶべき事が次々と増える農業ではある。

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