top of page

ほうれん草視察

 梅雨だから仕方ないが、田んぼも畑も水浸しで何の作業も出来ない。水を見て回るだけだ。その間をついてクボタのkimuraさんが「良かったら凄いハウス栽培をやってるところがあるんで、見に行きませんか?」って、先週の話だった。いつもうちの農業運営に気を使ってくれて沢山のアイデアをくれるkimuraさんの話だから「よし!行こう!」

 それが今日になった。ここ吉田は広島市内から車で1時間。我々は7人で3台の軽トラでここ吉田からさらに島根県方向に1時間半走ってとんでもない山間部に入った。いわば私の生まれた宮崎県椎葉村の山中と何ら変わりのない、おそらく冬場は2メートル以上は雪が積もるであろうと想像できる山あいであった。しかし、その様な厳しそうな環境の中で素晴らしいハウス栽培を見た。野菜は「ほうれんそう」写真に見るように見事であった。うちの社員もなんでこの様なさらさらした土が出来るのか?そしてほうれんそうのしっかりした出来栄えに驚いていた。しかもこの様なハウスを27棟も運営しているという。色々と若い経営者に質問をさせていただきながら、kimuraさんにお願いして加工の状態も見学させてもらった。作業場の中は7人で手際よく選別して袋詰めと箱詰めと流れるように動いていた。この流れはうちの白ネギ加工と似ていた。ファーム安芸高田のチームはほんとに良い経験をさせてもらった。と同時に自分たちはより恵まれた環境で仕事をさせてもらっていることにも気付いたと思う。

Recent Posts
Archive
bottom of page